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アジェンダ・マネジメントの視点 3
 

アジェンダ・マネジメントの視点③ ―現場アジェンダから新たなアジェンダ創出へ

さらに言えば、現場のアジェンダを的確に解決することと同時に、いまの時代にわれわれが求められているのは、その現場アジェンダからより上位のレイヤーのアジェンダを新たに洞察し、設定することです。われわれは、このアジェンダレイヤーのジャンプこそが、企業の本質的競争力の再構築を実現するのみならず、一企業を超えた業界、産業、そして社会的レイヤーにおける新しいプロジェクトテーマの創出を通じて、イノベーションの実現に貢献すると考えます。

未来は単に予測するものではなく、一つ一つの現場の積み上げでありその延長である ― 技術開発も商品開発も、あるいは空間開発や地域開発も、徹底した現場志向から次への飛躍のヒントが生み出されてゆくという点においてはそのメカニズムは基本的には同質です。しかし単なる現状の延長線上にも未来は拓けません。個々の現場レベルのPDCAサイクルから、より上位のアジェンダを導出し、さらには次の時代を拓く社会課題に直結するコンセプトを大胆に洞察する―このことが実現すれば、個々のレイヤーでの新しい価値の創出そのものも今よりも飛躍的に加速できるはずです。現場起点を突き詰めつつ、そのリアリティから次の事業を大胆に構想し、そしてその実現のための実行プログラムを設計し再び現場移管する-それはすなわち、現場情報を多面的に再編集しソーシャルアジェンダに昇華する「アジェンダの連続的創出」メカニズム です。

ここから、次代を担う事業を生み、雇用を生み、社会の活力を創発する新しい可能性を見出してゆきます。

<PDCAサイクルとアジェンダ設定(例示)>